今日は一件取材を受け、あとはとある企業とのコラボレーションの無駄づくりを作ったり、展示の企画書を作ったりしていた。
取材をすると「これからどういうことを目指しますか?」って聞いてもらえることが多いんだけれど、やりたいこととか、なりたいものはたくさんあるけれど、結局は今がすごく幸せだから、どんな風が吹いても、それを揺るぎなく守りたいなと思っているので、それを答える。昔はアレコレ願望を答えてたけれど、最近になってこの回答にたどり着いた。ちょっとかっこよくて気に入ってる。
最近、「無風でいること」「風が吹いても揺らがないこと」の大切さを感じる。風に吹かれてゆらゆら変な場所にいくのも楽しいんだけれど、風を感じない部分っていうのも自分の中に必要だよなって考えるようになった。
特に、日々のルーティンと時間の配分。私は朝起きてご飯食べて語学の勉強して、筋トレとストレッチして、30分ボーッと歩いて、無駄づくりをして、仕事して、ドトールで本読んで、家帰って、3曲くらい音楽流して踊って、動画見ながらダラダラする日々が最高で、どれか一つ欠けてもダメだし、なにか一つが増えたら生活の根本が変わる感じがある。
ルーティンというと、なんか、時間の価値を考えちゃって、パッと見有用性のあるタスクを詰め込んじゃいがちなんだけど、その中に一つ、10分でも5分でもいいので、価値のなさそうなタスクを作って入れてみてほしい。例えば、「知らん食べ物のレシピを調べてみる」「南京玉すだれを練習してみる」「かっこいいポーズをキメてみる」とか。そういう有用性だけでは価値が決まらないタスクを毎日やっていると、”この5分だけは守らなくては”という気持ちになってくる。この5分を楽しむために生活の配分を改めて考えるようになるし、忙しさのメモリもわかるようになる。
この方法は去年体調崩したときになんとか発見した方法で、今でもすべてがつまんなく感じちゃうときには「無駄のあるルーティンを作る・無価値なことをあえてやる」というメソッドでわりとパワ〜って感じになってる。みんなに効くかはわかんないけど。